原因
打撲は別名を「打ち身」と言うように、身体を何かに強く打ちつけることで発生します。
打撲は、主にラグビーやサッカーなどの球技や格闘技等のスポーツでよく起こります。また、強い打撲だと内出血がひどく起こり、骨化性筋炎という筋肉に溜った血が骨化してしまう状態になり、手術を要することもあるので打撲だからといって軽くみないようにしましょう。
治療法
打撲への応急処置としては、スポーツ障害への処置の基本である「RICE」が有効です。
安静にして、患部を痛みが治まるまで冷やすのが基本です。患部へのアイシングは、15分程度に抑え、再度痛みがでてきたら、もう一度アイシングをするという形で行っていきましょう。
ただし、頭部などを打撲した場合は、直ちに安静にして下さい。
頭部打撲は、意識障害が起こるので、頻繁に呼びかけて意識の確認を行います。意識障害がなくても、後から吐き気や手足の麻痺などが起こる場合もあるので、なるべく病院で精密検査を受けるようにしましょう。 |