各症状について(ジャンパー膝・シンスプリント《脛骨疲労性骨膜炎》)

~ジャンパー膝~

原因
ジャンパー膝は、名前の通り[ジャンプ動作の繰り返し]などが原因で発症します。ジャンプ動作は、飛び上がった瞬間と着地した瞬間の二度にわたって、膝に強い負担を与えます。飛び上がった瞬間は、自分の体重を持ち上げた分の衝撃が掛かり、着地した瞬間は、自分の体重に重力を加えた衝撃が膝に掛かります。 膝への強い衝撃を伴うジャンプ動作を繰り返すことで、膝を動かす腱の損傷を招いてしまい、炎症の原因となります。

治療法
ジャンパー膝は、放置しておくと腱の断裂を招いたり骨が前に凸出したりする為、出来るだけ早期治療を行った方が良いでしょう。初期の段階であれば運動後のアイシングで痛みを沈め炎症を抑えられるでしょう。安静も必要ですが運動制限しながらサポーター・テーピングを上手に使い練習は可能です。 当院では、症状の詳細を聞きコミュニケーションをしっかりとることで的確なコンディショニングでき完治に向かいます。


~シンスプリント~

原因
シンスプリントは、[スネの内側下1/3か上1/3]が好発部位で、足関節のアライメント異常から下肢の筋肉の緊張が原因でその筋肉の付着部である所に引き剥がされようとする力が働いて、骨と筋肉が付着する場所に炎症が起こります。


治療法
治療法としては、原因になる筋肉の緊張を取ることを第一に考え足部アライメント修復にアプローチし早期回復のぺースを作ります。次に骨膜炎へのアイシングや物理療法を行い、早期回復ができるように行っていきます。